我国のメジャーを目指す、業界シェアトップの石油元売さんから、バイオエタノールから合成したETBEと言う化合物を混ぜた環境に優しいガソリンが、今日から発売されたそうです。
植物が成長段階で取り込んだ炭素(二酸化炭素)が循環するだけなので、カーボンニュートラルの概念から、二酸化炭素の削減が見込まれるそうです。
これだけ聞けば、すばらしいことだと思います…が、kikuchanはへそ曲がり。
まず…そのバイオエタノールの由来は?
HPでは、「トウモロコシやサトウキビ等の植物から生産されるバイオエタノール」となってます。
何故? 世界中で餓死する人々が多数いる状況で、どうしてトウモロコシなの?サトウキビなの?
食料となりうる作物(当然、麦や米なども)から、燃料を作るのは止めようよ。残飯や雑草から合成する研究も進んでるじゃん
その2…どのくらい混ぜるの?
「バイオETBE 1%以上」…それだけ? 少なくない?
小さな一歩が、大きな一歩(前進)と捉えるにしても…申し訳程度だよね。
法律で「8%以下としか認められてない」とか言わずに、自信があるなら8%混ぜればいいのに…
それでもってこのETBE、C2H5OC(CH3)3という分子式からもわかるように、植物由来の炭素は…2/6…と、言うことは、ガソリンの0.33%の炭素だけが植物由来…「おいおい」ってツッコミたくなりません?
その3…そのバイオETBE…合成するのにどのくらいのエネルギーが必要なんでしょうね?
植物由来のメタノール…お酒のことを思い出していただければいいのですが、アルコール発酵をさせても、100%に近い収率を上げることは不可能です。濃縮、精製するには、エネルギーを使って、蒸留等が必要です。
また、そのエタノールと石油由来のイソブテンという物質を合成してETBEを得るのですが、それに必要なエネルギーって…どのくらい必要なのでしょう?
火力発電所からの電力だったりして?
その4
「従来のレギュラーガソリンと混ぜたとしても、性能面、安全面において問題ありません」とか、「レギュラーガソリンと同じ価格でお求めになれます。」なんて言わなくてもいいのに…
それこそ、いちろう君に「地球に優しいスーパーECOガソリン登場、少し高くなるけど、未来に、子供たちに、綺麗な地球環境を残したいですよね。僕も使ってます」とか言わせてハイオク価格ぐらいで売ればばいいのに。「日本人なら京都議定書を知らないはずはない!」「日本人なら、買わないのは罪だ。」くらいの勢いでさ。
この際、総力を挙げて、クリーンな排ガスの木炭自動車でも開発しません?
ECOですよぉ…
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